買い物天国

いやー、イタリア行ったときもすごかったけど、今回もすごかった!

私は、自分で買い物依存症予備軍なんじゃないかと思うほど、『買い物力』がすごい。

見たら最後、気にいたものは買わなくちゃ気がすまないのである。

今回の旅行は、友達の仕事が楽な時期であることと、旅行費が安いことで決めた日程だ。”SOLDE”、つまりバーゲンは、真の目的ではなかった。・・・が!それが目的といわれてもおかしくないくらい、買い物に時間を費やした。

観光の合間にちょこちょこ買い物をしていたのだけれど、最後の一日は”買い物デー”と決めた。

まず、ホテル最寄り駅(サン・ラザール)近くの洋服屋で、10ユーロ(約1,400円)なんていう服を3着購入。安すぎー!!

シャンジェルマン・デ・プレでは、天下のルイ・ヴィトンに。ルイ・ヴィトンはバーゲンセールをけしてやらないけれど、せっかくパリにいったんだから行かなきゃね!シャンゼリゼ通りの大型店は、日本人がよく外で何時間も並ぶという噂の店だけど、こちらは穴場かな。

余談だが、ルイ・ヴィトンは、なぜバーゲンセールをやらないか。『ブランドの格』を落とさないためだ。売れ残りの商品はすべて焼却処分するらしい・・・・もったいなーい!

私は最初「財布ぐらい買おうかなぁー」というつもりで入った。だから、日本で値段チェックもしなかったし、新商品のラインナップを調べもしなかった。そこで、ピンクのヴェルニに一目惚れ!ところが店員が見本で見せてくれたのは、白のヴェルニだった。これがまた、かわいい~!!結局、悩んだ挙句、違う色と違う形で二つとも購入。春になるのが楽しみ!(お財布は、春に下ろすとお財布が”張る(お金でパンパン)”ということで縁起がいいのです(^^)。)

それからサン・ジェルマン・デ・プレ界隈を放浪しまくり、アニエス・bでも30-50%引きの服を3着購入。定価じゃ絶対買わない値段。

イタリアブランド、プラダにも行ったら、あるバッグに一目惚れ!!なんと、半額っていうじゃない。即買い。

昼食後、ヴァネッサ・ブリューノでもセーターを買い、仕上げはシャンゼリゼ通り!ここでもフランス・ブランドでもないのに、バリーで気に入ったバッグを購入。

・・・・気がついたら、大きな紙袋をいくつも肩から下げている、お馬鹿な日本人になっていた・・・・。

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これで、フランスの旅行記はいったんおしまい。今後も思い出したことがあったら、記事をのせようと思うが、今までご拝読ありがとうございました。

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パリの犬事情

フランスに行って、びっくりしたことがあります。

犬の散歩をしているのは、いろんな国に行っても見ることが出来ますが、フランスはなんとメトロ(地下鉄)にもデパートやレストランでも犬を連れてはいることが出来るようです!

「パリの街の中は、犬の糞がたくさん落ちているので、歩くときは気をつけよう。」と、よく聞きます。私達は、特別そうは感じなかったのですが・・・。でも、間違いなく犬を連れている人をかなりたくさん見かけました。しかも雑種ばかりなのか知らない犬ばかり。

地下鉄に堂々と乗っているのにびっくりしていたら、なんと、かの有名な”アンジェリーナ”まで犬、しかもシェパード並の大型犬を連れて入ってくる人がいるではありませんか!そして、私達の隣のテーブルに通されました。周りの人もほほえましく見ているではありませんか! 買主はおもむろにバッグから犬用のビスケットを出して与えていました。

日本は、盲導犬以外だめなのに、盲導犬でさえかなり制限されているのに・・・・。

お国が違えばなんとやらですね。私は、”吼えない””大人しく座っている”など、ちゃんとしつけられていれば、全然構わないと思います。

フランス・パリは、犬天国でした。

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アンジェリーナとモンブラン

今回は、”アンジェリーナ”について、お話します。(左をクリックすれば、HPが見られます)

一緒に行った友達が「アンジェリーナに行って、モンブランを食べたい!」といって思い出したのですが、数年前に妹に連れられて、銀座のプランタンに入っているアンジェリーナに行ったことがありました。夜遅かったため、真の目的のモンブランは売り切れていて食べることは出来なかったのですが、その本店が、パリのメトロ、Tuileries という駅から歩いて数分のところにあります(チュイルリー公園に面しています)。

カメラの壊れたせいで、写真がお届けできないのが残念(><)。

実は私達は、アンジェリーナまで二度足を運びました。二回とも入り口に行列が出来ていて、その人気が窺えます。店内は広いため、割とすぐに席に案内されますが。

わざわざ行った日は、夕方遅かったためにモンブランは売り切れ(ショック!)、チーズケーキを食べました。でも、甘くて、途中で食べるのが辛く・・・それほど絶賛する味ではありませんでした。

後日、友達の行きたかったブティックが、Tuileries の近くにあるというので、またしても行くことに!今度は外からモンブランがショーケースに残っているのを確認して、入りました。

アンジェリーナのモンブランは大きい!!なんと日本のアンジェリーナでは、”日本人向け”小さいサイズも売っているほど。

実は、私は甘いものがそんなに得意ではないのです。ケーキを一つ食べきるのがたまに辛くあります。ところが、一口食べた途端、

「おいしい!!」

結局、間食しました(笑)。

ああ、あれは芸術品の味だわ。銀座プランタンにも、また足を運んでみようかしら。

こぼれ話ですが、アンジェリーナでは、なんと直径10cm以上はある、巨大マカロンがありました!!結構笑えます。

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モンマルトルの丘といえば・・・

皆さんは、『アメリ』というフランス映画を観たことがありますか?

観たことがない人は、是非、観てください!!私のイチオシ映画です!!

幸せな気分になれます。

フランス映画は、「つまらないのがフランス映画だ」とか「フランス映画は意味がわからないのが多い」とかいわれます。確かにそうかもしれません。私の大学時代のフランス語の先生までも、同じセリフを吐いていたのですから・・・・。

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そんな『アメリ』にも出てきた、モンマルトルの丘に行ってきました。DSCN3108 ところが!!右の写真を撮った途端にカメラが壊れたッ!!

てなわけで肝心の映画の場面に出てくる広場は写真が撮れなかったのですが、ここらは右のような長い階段を登ってこないと来られない丘の上です。眺めがいいので、ぜひ行って見てください。

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ここは、画家が多いことでも有名です。一角に、自分の絵を売る画家達や、イーゼルと共に似顔絵を描くために座ってる画家達がたくさんいます。絵心のない私ですが、それぞれの絵に個性が表れていて、一人一人の作品を眺めているととても面白いです。一つの風景が、描く画家たちによってさまざまに表現されています。友達は、ここでトイレに飾るため(!)に、絵を買いました。

私は、似顔絵を描いて貰うほうに興味を覚えて・・・・描いて貰いました!

本当は一人一人、どんな絵を描いているか吟味して選ぶべきだったのですが、最初に”流暢な日本語”で声をかけてきた老人に託してしまいました。「お嬢さん、似顔絵書きましょうか?」・・・・・これ以外しゃべれないようですが。 そして、この画家を選んでしまったことは、ある意味、失敗だったかも・・・・。DSCN9893

書いてもらっている10分間は、表情も顔も動かしてはいけません。でも、通りを通る人が書かれている絵を覗き込んで、モデルである私と見比べているのが見えました。ある白人のおばさんなどは、見比べた後、顔をしかめて、「あーあ」というように、首を振っていたのです!!友達も、私の絵が終わるのを待つためにそこら辺をぶらぶらして戻ってきた後、絵を見てびっくり。私に向かって口だけ動かして「全然似てないよ!!」と教えてくれたのでした・・・・。

右の絵が、私です。どう思われますか??

ちなみに、金額は25ユーロ(30ユーロといわれて悩んでいたら、負けて貰いました。交渉は最初にしてます)。10分ぐらいじっと座っていれば出来上がります。

まあ、これも旅の思い出です。なんていったって、かの有名なモンマルトルの丘、ですもんね。

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ルーブル美術館

ルーブル美術館は、ちゃんと見れば、一週間かかるとも、三ヶ月かかるとも言われる。

それを私たちは3時間で見た。オプショナル・ツアーで。

美術品が大好きで、いろいろな美術品の下調べをして行く人なら自分だけで訪れるのもいいだろう。でも、そうでない人には、やっぱりオプショナル・ツアーをお勧めしたい。(別に、ツアー会社の回し者ではない)

ルーブル美術館は世界三大美術館の一つなので、かなり大きいし、迷路みたいらしい。ガイドさんがいれば、迷わず有名な『モナ・リザ』と『ミロのビーナス』が効率よく見られるし、しかも解説つきである。

美術に詳しくない私でも知っている、ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』や、フェルメールの『レースを編む女』にも連れて行ってくれる。同じ画家ダヴィッドが描いた同じ絵が、ルーブル美術館とヴェルサイユ宮殿にあり、その違いを教えてくれたので楽しく見られた『ナポレオン1世の戴冠式』。

私の勝手な感想を言わせてもらえば、『モナ・リザ』は、残念ながらそれほど感動しなかった。一昨年の北イタリア旅行中、ウフィッツィ美術館で見たボッティチェッリの『春』や『ヴィーナス誕生』のときは、感動したのに!あの絵は大きかったけど、『モナ・リザ』はそんなに大きい絵じゃなかったからか・・・。 絵の前にガラスが張られていた(蛍光灯を反射)せいかもしれないし、普段、あまりにもテレビや雑誌で目にする機会がありすぎるからかもしれない。

DSCN3040 最後に、絵画はX腺が色を劣化させてしまうために写真をとってはいけないのだが、彫刻はバシバシとっていいそうなので、撮ってきたミロのビーナスの後ろ姿を。

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ヴェルサイユ、こぼれ話

ガイドさんから聞いた、面白い話を・・・

ヴェルサイユ宮殿を作らせたルイ14世は、実は大のお風呂嫌い。生涯に入ったお風呂は、たった3回とも言われている!!うえー。周りはたまったもんじゃない。

太陽王と呼ばれた(呼ばせた?)ルイ14世は、実はとてもちびっこだった。150cmぐらいしかなかったとか・・・。彼は、男でハイヒールを履いた、最初の男性だそうである。絵画にもヒールのある靴をはいたルイ14世の肖像画が飾られているので、探してみるのもいいかも。                      ところが、それを履いて人々(貴族)の前に出たら、「かっこいい!」ということで評判になり、みんなが真似したそうだ。結局、意味がなくなったので、さらに高い靴を履くようになったとか。

また、ルイ14世は頭も薄かったとか・・・。持ってるかつらは200種類。うーん、おしゃれ(?)。

フランス・パリではトイレというものがなかったそうだが、ヴェルサイユにもトイレがなかった。ルイ14世の風呂嫌いもさることながら、貴族達がそこら辺で用を足したものだから、宮殿の悪臭はすごかったらしい。そこで、それをごまかすためにつけた香水。その頃には既に存在していた香水だが、貴族達がこぞって新しい香りを求めるようになり、それでフランスの香水産業が発展したらしい。今の香水があるのは、ルイ14世のおかげ?!

・・・でも、悪臭を香水でごまかしたって・・・余計に気持ち悪くならなかったのだろうか??

最後に、もう一つ。

この頃のフランスで生まれたのが、デザイナー産業。先日書いたとおり、ルイ14世が連日連夜、舞踏会を催したため、貴族達は毎日違う洋服を着なければならなくなった。そのうち、斬新なドレスでみんなの注目の的になりたいと思うようになったのも無理はない。その頃までは服を作る所が服をデザインしていたが、貴族の要望にこたえるデザインだけを専門にする職業、デザイナーが生まれたそうな・・・。

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ヴェルサイユのばら?!

パリに行ったのなら、欠かせないヴェルサイユ宮殿!パリから車で30分!ぜひ行くべきである。

子供のころに読んだ『ベルサイユのばら』の舞台ではないか!!ガイドさんの説明を聞いていると、池田理代子さんの書いた登場人物たちが頭の中で動き出す。ワクワクする。現在、漫画を購入しようか検討中。また、酔いしれてみたいものである。

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9年前の旅行のときにも来たことのあるヴェルサイユ宮殿だが、あのときの感動を考えると、再び訪れてもいいと思った。ただ、今回は修復箇所が多くてちょっと残念。

右の写真、マリー・アントワネットとルイ16世が挙式をした教会部分。DSCN3089

DSCN3090 左は、ルイ14世のベッド。このベッドがまた、実物を見るととても小さく見える。ところが、それは目の錯覚で、実際には2メートル四方あるらしい。そのぐらい、部屋が大きいというわけだ。

それから有名な鏡の間(鏡の回廊)。マリーアントワネットとルイ16世の結婚式で、三日三晩、舞踏会が開かれた場所である。ここも半分が修復中で、立派なシャンデリアも取り払われたままだった。

DSCN3092 なぜ、ここが”鏡の間”というかというと、この時代に鏡の技術が進んでなくて、とても貴重だったそうである。大きな鏡なんて、とんでもなかったようだ。そのような貴重で高価なものを、片側の壁に大きくびっしりと取り付けてあるということで、当時、ヨーロッパ中で話題となったそうである。 

9年前に一番感動を覚えた”マリーアントワネット”の寝室。女性なら、心が躍る出ろう。白地に赤い花がらを描いた壁紙やベッドがとても可愛い。私たちの使っているたんすのような大きさの、宝石箱ならぬ宝石ダンスも見もの。DSCN3096  

今回は、この部屋の窓側が修復中で光がさえぎられているために、可愛い部屋が暗くて、よさが半減。フラッシュ禁止のため、こんな色に・・・。

最後に庭。先日書いた”フランス人のシンメトリー好き”がよく表されている。また、先の方に見える運河は近くみえるけれど、なんと1kmも先にある・・・・つまり、これも目の錯覚であまりにも周りが壮大なために、近くに見えてしまっているだけとか!DSCN3100

ルイ14世は、パリに居るのが嫌で、ヴェルサイユでほとんどをすごす。この宮殿は、細部に渡りこだわったため、建築に50年を要したそう。

ここで連日連夜、貴族達とドンチャン騒ぎ。でも、これって、日本の徳川幕府のした”参勤交代”と同じ意味合いだったとか!! つまり、貴族(大名)がお金を蓄え力をつけて、王様(幕府)より強大になることを阻止したのだ。

貴族は連日の舞踏会のために、同じ服は着ていけないという見栄のために、衣装にお金をかける。アイディアはいいが、その後この贅沢が民衆の反感を生んでしまう。そして、フランス革命、ギロチンへ・・・。

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最後に、現在は2004年から17年かけての大修復工事中だそう。だから、いついっても、どこかしら修復中ということに。

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3つの凱旋門

凱旋門は、外国での戦争に勝利した後、その将軍や軍隊が自国に戻ってきて、人々の歓迎を受けながらくぐる門。なのに、これを建てることを決めたナポレオンは、この門をくぐれなかったそうだ。着工したときには流刑されてて、建設が終了した時にはすでに亡骸となっていたそうである。30年も前に。

世界でいちばん有名な凱旋門、シャルル・ド・ゴール・エトワール(広場)にあるこの門は、シャンゼリゼ通りが続く。DSCN3027

もう一つ、シャンゼリゼ通りと反対側に伸びる通りの先には、”新凱旋門”というものもある。こちらは、商業テナントビルではあるが、展望台もあるそうだ。下の写真でわかるかな??四角いアーチ型の建物。

DSCN3032 シャルル・ド・ゴール広場の凱旋門は、8ユーロ(約1200円、たかーい!)を払って、”階段で”の上に登ることも出来る。もちろん、私たちは登った! この凱旋門を中心に、まっすぐに伸びる8本の道路は、見る価値あり!その素晴らしい景色を写真に取れないのが残念(カメラに収まりきらない)。

フランス人は、シンメトリーが好きらしいのだけれど、その真骨頂?!

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もう一つ、ナポレオンの勝利を記念したてられた凱旋門がある。ナポレオンの死ぬずいぶん前には出来上がってるから、くぐれただろうか・・・。ルーブル宮の敷地内にあり、ガルーゼル凱旋門という。DSCN3038

門の先には、コンコルド広場のオベリスクと、シャンゼリゼの凱旋門が見える。

DSCN3039 写真でわかるかな??

今回、コンコルド広場のオベリスクを観には行かなかったが、それについて。

オベリスクは、古代エジプトの大事なものだが「ナポレオンが奪ってきた」という説もある。私たちは、パリ滞在中に3つのオプショナルツアーに参加したのだけれど、その3人のガイドさんが口をそろえて、「オベリスクはエジプトから盗ってきたのではなく、ちゃんとした”プレゼント”なのです」と。 

・・・よっぽど、フランスの名誉にかけて、その説を払拭したいらしい。

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モン・サン・ミッシェル

私の今回の最大の楽しみ、モン・サン・ミッシェルに行くツアーに参加した!

朝の7時に出発、帰りはなんと夜の7時半である!! しかも、バスでの道のりは片道4時間半なので、往復9時間。 つまりは、現地にたった3時間半しか滞在できない計算である。電車だと、パリから3時間ぐらいで行けるらしい。

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モン・サン・ミッシェルは、世界遺産である。何があるかというと、修道院だ。この修道院も見ごたえがあるが、それよりもこのモン・サン・ミッシェルを遠くから眺めたときの美しいこと!おもわず、息を呑む。

見渡す限りの平原に、ぽっつり聳え立つその姿は、なんとも言えず美しい。バスの中からしか写真がとれず、しかも途中でひどい霧が出ていたため、パンフレットに載っているような絶好なポジションから写真を撮れなかったのが残念。DSCN3079

さて、この修道院は966年から建設に着手し、なんと約500年かかったそうだ!!遠くの石切り場から、船でこの島まで石を運び、人々が積み上げて造った脅威の建築である。素晴らしい!!

”モンmont”は、フランス語で山。(モン・ブランのモンと一緒)  ”サン・ミッシェルSaint-Michel”は聖ミッシェル(またの名を大天使ミカエル:これはヘブライ語で、英語で言えばマイケル)という意味。

聖ミシェルは、人々が死んだ時に天国行きか地獄行きかを決めたり、天国の門番を務めたりする役割を持つそう。 そこでキリスト教信者達は「聖ミシェルを大事にしなければ、天国にいけない!」と思ったらしく、7世紀に一大”聖ミシェルブーム”が起こったのが発端。司教の夢に聖ミシェルが出てきて「ここに修道院を建てよ」とお告げをし、ここに修道院が出来たそうな。すなわち、ここは巡礼地である。

ツアーのガイドさんが言っていた。「皆さんは、ラッキーです。1月の観光客の少ない時に来ることが出来て。夏に来たら、ここはもうディズニーランドばりの騒々しさです。(笑)     この広い修道院に、修道僧はたった50人しか居ませんでした。どんなに静かだか、想像してみてください。この静かな中で、聖書を書き写す仕事をしたり、瞑想にふけったのです。」

DSCN3074

現在、この島には普通の住人が50人ほど居るらしい。ホテルやレストラン、おみやげ物屋を営んでいるのだろう。。

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モン・サン・ミシェルの料理は、二つほど有名なものがある。一つは、羊で、海辺の牧草を食べて育つので潮の香がする。

もう一つはオムレツ。これは、オプショナル・ツアーに含まれていたので食べることが出来た(^0^)DSCN3049

4,5人で分けたんだけど、取り分ける前に写真を撮り損ねたので、右の写真でごめんなさい。

ここの名物オムレツは、玉子をものすごーく泡立てるのだ。だから食感もあわあわ!おいしいとは・・・・残念ながら誰も言わなかった。

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パリといえば・・・エッフェル塔!

パリといえば、エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館がまず浮かぶ人が多いのではなかろうか。

今日はその中の『エッフェル塔』について書こうと思う。DSCN3021

エッフェル塔は、1889年のパリ博覧会の時に、ギュスターブ・エッフェルの総指揮の下で立てられた。もう、100年以上も経ってるんだねぇ・・。

でも、古い建物の街並みの美観を損ねると、出来た当初は大ブーイングだったそうである。有名な作家モーパッサンは、エッフェル塔の中のレストランでよく食事をしたそうだけれど、理由は「(大嫌いな)エッフェル塔が見えないから!!」

・・・・それでも、今では立派なパリの観光名所である。

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朝10時ごろについたら、既に長蛇の列!

ところがエッフェル塔には、エレベーターで登るという他に、階段で登ることだって出来るのだ!階段用のチケット売り場は、ガラガラではないか。

自慢じゃないが、私は札幌のテレビ塔だって、エレベーターで登らずに、階段で登ったのだ。なぜ?答えは、並んで待たなくていいことと、料金が安いから!それに、自分の足で登るのもまた、醍醐味ではないかと思うが、どうであろうか?

そんなわけで、友達も登る気満々だったので、二人して階段で登ることにした。

ちなみに、エッフェル塔はエレベーターだと

  1階まで、4.1ユーロ(約600円)

  2階まで、7.5ユーロ(約1,000円)

  3階まで、10.7ユーロ(約1,500円)(今回は残念ながら工事中で閉鎖)

  階段だと、2階までしかいけないが、3.8ユーロ(約550円)、安い!!

ちなみにフランスでは、日本の1階に当たる階は0(ゼロ)階、ここで言う”1階”は日本の”2階”に相当する。

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それにしても、息が切れたー!!友達はスポーツジムで鍛えているが、万年運動不足の私は彼女に遅れをとりながら、必死に登った!

でも、必死で登った後の景色はまた格別だ。ただ曇ってたのが残念。

1階では、スケートリンクまで開設されていて、驚いた!このフロアーは十数か所に”この方向には何が見えるか”を説明した看板があり、結構楽しめる。

私は1階のおみやげ物屋では、お決まりのエッフェル塔のオブジェを購入。

必死で登った2階、少しだけ景色が変わる。DSCN3014

DSCN3018 1階と2階から同じ風景をとってみた。(あまりきれいじゃなくてごめん)

3階は工事中でいけなくて、残念!

そんなわけで、私たちは2時間ほどここで過ごしてしまった。550円の割には、楽しめたのではないだろうか。

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最後まで読んでくれた方に、取って置きの情報を・・・といっても、ガイドブックにも載っているんだけどね。

夜になるとエッフェル塔はライトアップされるのは周知の通りなのだが、毎時10分ほど、なんとエッフェル塔は光のベールに包まれる!これがまたダイアモンドダストのように、キラキラきれいなのだ。

私たちは運良く、モン・サン・ミッシェルの帰りのバスから、間近で見ることが出来た。思わず歓声を上げてしまうほどの、感動だった。

この光のベールは、ミレニアムの時に実施されたのだが、あまりにも評判が良かったことから、2003年から再び点灯されることとなったそうである。10年ぐらいは続けるというから、これからパリにいかれる方、必見ですぞ!

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