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汗蒸幕 前編

二日目 (ロッテ免税店 - 汗蒸幕 - 東大門市場 - 新羅免税店 - 明洞)

汗蒸幕(ハンジュマク)は、たびたび旅行番組でも放映されていたので知っていた。

ものすごく暑くて(熱くて?)「一分ぐらいしかいられない」「5分も耐えられない」など、芸能人がコメントしていたのを覚えている。

ハンジュマクとは、窯(レンガで造られたドーム状のもの)を800度~900度まで熱したサウナである。 実際に人間が入るときにはある程度まで下げているのだろうが、あまりにも熱すぎるので麻の布袋をかぶって入る。 直接熱気が肌に伝わらないようにするためだ。

日本でメジャーになったのはここ数年のことではないかと思う。 10年以上前に韓国に来たときにはハンジュマクを知らなかった。 ちなみに、あの当時は”アカスリ”がブームだった。 ただ、ガイドさんに聞いたら「ハンジュマクは、昔からやってますよ」というので、ただ単に、私が認識していなかっただけなのかもしれない。

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「韓国に行ったら絶対にハンジュマクを体験しよう!」とワクワクしていた。 自分で見つけて行くのも言葉や交通手段の問題で不安だったので、ツアー会社に頼むことにした。

ツアー会社のやっているこういったオプショナルツアーは、ある程度参加経験があると、いろいろと”怪しげなこと”が隠されているのも見当がつく。 ただ、そういったことは”ある程度”目をつぶるか、あきらめるしかない。 その代わり、二つの”安心”を得る。

①ツアー会社が提携していることの”安心”

②日本語が通じることの”安心”

自力でお店を見つけてハズレだった場合、満足に文句もいえなかったり、不安や怖い思いをすることもあるかもしれない。(もちろん私もそういう経験がある)

ウソかホントか、ガイドさんが明洞にある、あるサウナを「ヤクザがやってるから、ぼったくられるよ」といってた。 

さて、ハンジュマクは、”ハンジュマク体験だけ”というのはなく、ハンジュマクとアカスリがセットになっている(少なくとも日本人向けには)。 ”アカスリ”には、アカスリの前に”肌をふやかすために必要な”サウナやお風呂などが含まれている。 そのサウナの一環が”ハンジュマク”というわけだ。

以前体験したアカスリのときもそうだったが、サウナ浴場への入場料という設定があって、更にコースでアカスリ+マッサージやアカスリ+ヨモギ蒸しなど、いくつかのコースがあるのが普通だ。 韓国人は入場料だけ払って、普通のサウナやお風呂に自由に入れるらしい。

同じフリーツアーに参加していた若い女の子二人連れが「ハンジュマクだけに入りたい。アカスリはしなくていい。」と懇願したものの、「アカスリとセットになっているから、ハンジュマクだけという料金設定はない。入場料だけ払っても、ハンジュマクには入れない。」といわれていた。 怪しいものだ。

私達は、アカスリもやりたかったので問題なく申し込みをした。72,000ウォン。(これは、一日目にガイドさんに予約をしてもらったときに払った)

明洞あたりのサウナは80,000ウォン~100,000ウォンぐらいするらしいし、ガイドブックにも実際80,000ウォン~という料金設定が載っていた。 ところが、紹介手数料を考えても安い理由がわかった。 送迎バスで、明洞から20分以上かかったのだ。 「こんな遠くへ連れてこられて、拉致されるのかしらん」と思ったほどだ。 そんな遠いところへ、どうやって普通の観光客が自力で行くというのだろう。 旅行会社と提携していなければ無りである。

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さて、ガイドさんに寄れば「夕方から夜にかけてはものすごく混むから、アカスリやマッサージをやる人もサービスがいい加減になる。 お勧めは11時~16時ぐらい。 丁寧に受けられるよ」 ということだ。 そこで私達が申し込んだのは14時から。 その時間帯は、本当にお客がいなかった。 ただ、”丁寧なサービス”かどうかは、大いに疑問が残ったが・・。

サウナに着くと、予想通りに『オプショナル』を勧められる。 私達の払った72,000ウォンにはサウナ入場料とアカスリとハンジュマクしかついていない。

オプショナルは、足裏の角質取り、顔の産毛処理(糸で産毛を取る!)、経絡マッサージ、フェイシャルエステ・・・・などなど。 それぞれ単品でも受けられるが、3つを受けられるセットを勧められる。 言い分はこうだ(下記の価格は”例”なので、実際の価格ではありません)。

「もし、角質取り(40,000ウォン)とマッサージ(80,000ウォン)を二つするなら、セットで三つ受けたほうが得よ。 あと20,000ウォンを追加するだけで、もう一つサービスが受けられるんだから。 今、20,000ウォンはたったの1,400円よ!! 安いよ」

こんな感じである。 

もともと、経絡マッサージと足裏角質取りはやってみたかったので、「ま、いっかぁ・・・」というあきらめモードで、フェイシャルエステを追加してセット料金140,000ウォン(9,300円)を払った。 結局は72,000ウォンのつもりが212,000ウォンになる。 

つまり、前述の”怪しげなこと”の一つ、せっかく基本料金が安いと思ってもオプショナルで元を取るというのが先方のやり方なのだ。 初日の無料の夕飯も同じことだ。 それが嫌なら、かたくなに基本コースだけに固持すればいい。 勧めるほうも結構強引なので、強い意志を持つことが必要だ。

ずいぶん前置きが長くなってしまったので、続く・・・

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