モンセラット
マドリッド(3泊) - カルモナのパラドール(1泊) - マルベーヤ(コスタ・デル・ソル)(2泊) - グラナダのパラドール(1泊) - バルセロナ(3泊)
(十日目の行程) モンセラット → バルセロナ(自由行動)
バルセロナから車で約一時間。 モン・セラット(のこぎり山)という場所がある。 奇岩がのこぎりに似ていることからそう呼ばれている。
ここで有名なのは”黒いマリア像”。 キリスト信仰ではなく、”マリア信仰”と言うものがあるそうで、世界各地から巡礼者が訪れるそうな。
なぜ黒いかというと「灯明のすすによる」らしいが、これは諸説ある中の一つで真相は不明。 また、スペイン以外、フランスにも黒いマリアは現存するそうだ。
このマリア様の持っている黒い玉に手を載せて祈れば願いがかなうという言い伝えがあるらしく、観光客の長蛇の列。 私たちももちろん並んだ。 願いがかなったら御礼に来なければならないらしいが・・・・?! ただし、ミサの時間(10時半か11時だった?)には中断されるらしいので、その前に行くのがよし。
さて、『ガウディの世界 3(聖家族教会)』で紹介した、現代彫刻家 ジュゼップ・マリア・スビラクスであるが、ここモンセラットでも彼の作品を見ることができる。
大聖堂の左脇には、小部屋がいくつか並んでいる。 聖人の墓もあるのだが、一つの部屋にはキリストが・・・。 ここはマリア信仰なので、正面にはマリア様、脇にキリスト様ということらしい。
私のデジカメの性能がよくなくて、何度取り直しても顔が映らなかったのがとても残念。 とにかく、両手の部分を見てもらえればわかるが、へこんでいる。 そう、顔もへこんで描かれているのだ。
本当に彼の作品はユニークである。
*************
観光とは全く関係ないが、この日(2008年9月27日(土))、白バイ警察官が一列に連なってたくさんやってきて、大聖堂に向かっていった。
あまりにもたくさん来たので、皇室か何かの行事が行われるのかと想像したが、真相はわからずじまい・・・。
ただ、写真をバシバシ撮っていた人が、警官からフィルムを引き出されるという場面もあり、緊張が走った。 私のデジカメは無事でよかった・・・・。
| 固定リンク
「スペイン」カテゴリの記事
- スペイン旅行 エピローグ(2009.02.11)
- ガウディの世界 4 (カサ・ミラ)(2009.02.10)
- 再びサグラダ・ファミリアへ(2009.02.09)
- ミシュラン・一ツ星(2009.02.08)
- ダリ・エクストールとショッピング(2009.02.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント