麗しのアルハンブラ宮殿 1 (フェネラリーフェ離宮)
マドリッド(3泊) - カルモナのパラドール(1泊) - マルベーヤ(コスタ・デル・ソル)(2泊) - グラナダのパラドール(1泊) - バルセロナ(3泊)
(七日目の行程) マルベーヤ → ミハス → グラナダ
この旅のメインといっても過言ではない、グラナダのアルハンブラ宮殿。
ここは、レコンキスタによってキリスト教徒にスペイン各地から追われたイスラム教徒の最後の最後まで存続した王国だ。
私たちは、まずフェネラリーフェ離宮と呼ばれる夏の離宮へと向かった。 アルハンブラ宮殿は山の上にあるのだが、フェネラリーフェはその宮殿より更に上に上がった場所にある。 スペインの夏は暑いので、より風の通り抜ける場所を求めた結果だろう。
左の写真の糸杉の通りを抜け、右の写真の緑の門をくぐると色とりどりの花々が植えられた庭園が続く。
いつ、どの季節に来てもそれぞれの顔を楽しめるとガイドさんが言っていた。 私は再び来るとしたら春に来たいなぁ。
自然の動力によって、噴水からは絶え間なく水が出ている。 14世紀という時代に、イスラム人がこんな素晴らしいものを作り出していたなんて!
更に上に行くと、フェネラリーフェ離宮の先にアルハンブラ宮殿が見える絶景の場所が。 下の写真の奥に見える茶色い建物がアルハンブラ宮殿だ。
それにしても権力者は高いところから見下ろしたがる。 もちろん、敵の来襲を知ることが必須だったからだろうが、これは人間の本能に違いない。
高い場所から低いところにいる人々を見下すことが気持ち良いことだということを誰に教えられるでもなく知っているのだ。
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