セントラルパーク
ニューヨークのど真ん中に巨大な公園がある。セントラル・パーク。
あまりにも巨大すぎてすべてを廻るのはムリなので、地球の歩き方に乗っているモデルコースを参考に適当にぶらぶらして、セントラルパークで有名なホットドッグを食べようと言うことになった。 昨日のクリスピークリームドーナツも残っているので、それが私たちのブランチになった。
途中、ベセスダ噴水の前で若者達が音楽が奏でるのを眺めたり、不思議の国のアリスやアンデルセンの銅像の前で写真を撮ったりした。
ところで、アリスやアンデルセンは何ゆえセントラル・パークにいるのだろうか?ガイドブックにも載っていないので、その理由はわからなかった。 何かゆかりがあるのかもしれないし、深い意味なんてないのかもしれない。
それから、ストロベリーフィールズをまわって、公園を抜けることにした。 その後に、アッパーウエストサイドで雑貨屋などの店を探索することにしたからだ。
私がおよそ17年前にニューヨークを訪れた時に、ニューヨーク市内観光のバスに乗った。 当時はあまりにハードスケジュールだったため、バスに乗っては居眠りばかりしていたので、何を見たのかほとんどあまり覚えていないのだが、『ダコタハウス』だけは覚えていた(写真→)。
黒人の日本語がうまいガイドが「寝タラモッタイナイデスヨー」と必至に起こしてくれながら、「ココハ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコガスンデイタマンションデス」と説明してくれた。
私はビートルズのファンでもなんでもないのだが、なぜかここだけは覚えている。ダコタハウス。 前日に紹介したトランプラワーのような豪華さがこのマンションにはなかったからかもしれない。 本当はセントラルパークに面していることで、家賃はべらぼうに高いのだろうが、そういった高級感が概観からは見て取れないから、意外に思ったのだろう。
ストロベリーフィールズは、オノ・ヨーコが「生前のジョン・レノンがダコタハウスの窓から眺めていた公園の一角」を買い取って、命名した場所なのだそうだ。
写真のように、今でもたくさんの人々が訪れて花などを手向けていくらしい。 『イマジン』の石碑も、みんなが踏みつけることなくその周りにたたずみ、おのおの何かを考えたり、祈ったりしているようだった。
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