キャラバン・サライ
アンカラ → カッパドキア(2泊) → (コンヤ) → パムッカレ → イズミール → チャナッカレ → (トロイ) → イスタンブール(2泊)
トルコには、日本語に訳すと”隊商宿”という意味の、キャラバンサライがある。 交易が盛んだった頃、5km ~ 10km ごとにこうした宿があったそうだ。
キャラバンサライの目的は、商人たちを狙った盗賊が多かったため、商人たちが安心して取引したり、休んだりできる場所を提供すること。 分厚い塀に囲まれ、入り口は一箇所。 入るときと出る時に、持ち物を検査されたそうだ。 もちろん、キャラバンサライ内での盗難を防ぐためである。
キャラバンサライはそのほとんどが既にかなり崩壊しているか、残っていないが、カッパドキアを出発してコンヤに向かう途中、わりと保存状態のいいものがありそこが観光名所となっている。(うっかり場所を確認するのを忘れたが、ガイドブックによればアウズカラハンというところらしい)
たとえば、トイレ、お風呂、市場(取引所)、寝室の跡を見学できる。真ん中の建物は、モスクで、ちょっと怖いがてっぺんまで登ることもできる。 遠い昔に、人々がここで盛んに取引をしていたことに思いをはせると、なかなか面白い。
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この日は、別のキャラバンサライにも行った。そこは、レストランに改築されていて、かなり大きな規模のものだと思う。(先日紹介したアナトリア文明博物館も、キャラバンサライだ)
ここには、コンヤ見学の後、パムッカレに向かう途中によったが、名前はわからない。
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