素敵なローテンブルク
ベルリン-フランクフルト-ザンクト・ゴア-ローテンブルグ(3泊)-ミュンヘン
ロマンチック街道に登録されている町の中で、このローテンブルクは一番人気なのだそう。
町を歩いてみると納得!! もう、かわいいのなんの。まさに子供の頃に絵本で見たような外国の町並みである。
前にも書いたが、この町は第二次世界大戦で4割以上を失ったが、勤勉な住人ががんばって、前の町並みをそっくり再現したのだ。 自分の町に対する誇りと情熱が感じられる。
今でも、外観を壊さないように、内装はできても外装は市の許可が必要で、許可も町並みに影響を与えるものには下りないそうだ。
この町の名物をいくつか紹介しよう。
一つ目は、お菓子。 シュネーバルといって、小麦粉で作った記事に砂糖やチョコなど何種類かまぶしたものがある。 特別においしいものでもないけど(失礼!)、まずくはないのでせっかくだから試す価値あり!
二つ目は、ケーテ・ヴォールファールト。 鎌倉や軽井沢など、日本にも出店しているらしい。ここは何の店かというと・・・クリスマスの店である!年中クリスマス!
本館・別館、よくこれだけ品物があるなーと感心するぐらいすごい、クリスマスグッズの数。いろいろ周っているうちに、たくさん買い物しちゃったよーお。 買い物に興味なくても、美術館感覚で見るだけでも、価値あり!!ぜひ、足を運んでみよう。
3つ目は、マルクト広場の仕掛け時計。昼の11:00~15:00までの毎時しか仕掛けが出てこないけど(夏だけは、21:00 22:00も)、この仕掛け時計のエピソードが面白い。
ティリー将軍率いるスウェーデン軍が町を支配。ところが、この地域の名物フランケンワインで、かなり酔っ払って、「特大ジョッキのワインを飲み干したら、この町を破壊するのをやめよう」と言い出した。 そこで、ヌッシュ市長が見事ワインを飲み干して、この町を救ったそうだ。
だから、この仕掛け時計はティリー将軍と、ジョッキを持ったヌッシュ市長が出てきて、市長がワインを飲むのだ。
4つ目は城壁ウォーキング。城壁には人が道を譲り合ってすれ違うことができる程度の通路が張り巡らされている。 この町に住む人々の町並みを上から垣間見ることができるし、城壁にはこの町の復興に寄付した個人名・企業名が入れられていて、日本企業の名前を探すのも面白い。 夕暮れ時が、一番お勧めとか。(つまり日没も見ることができる)
そのほか、時間のある方は、タウバー渓谷までいって、外からこの町を眺めるのもいいかも。 城壁に囲まれた町の周りは、緑豊かですばらしい。
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