ロマンチック街道
ベルリン-フランクフルト-ザンクト・ゴア-ローテンブルグ(3泊)-ミュンヘン
いよいよ、この旅メインのロマンチック街道へ!!
ドイツでは、ロマンチック街道、メルヘン街道、古城街道、ゲーテ街道など、さまざまな街道があるが、すべて観光客を誘致するために作られた・・・・というより、もとからある通りと町をそのように定めたそうだ。そのなかでも、ロマンチック街道がいちばん有名だ。
私は、初めて”ロマンチック街道”という名前を聞いた10年以上前から「いつかは”ロマンチック街道”にいってみたい!」と思っていたので、ドイツの目論見にまんまと引っかかったわけだ。日本にも、日本ロマンチック街道というのがあるのをご存知だろうか?まあ、ドイツのパクリなわけね。
とにかく、ロマンチック街道はヴュルツブルグという北の町(といってもフランクフルトに近いからドイツの中心部よりかなり南)を基点に、南の町フュッセンまで続く、約360kmの街道だ。途中、26の町がロマンチック街道に指定されている。
途中の町は、とにかく中世の面影を残しているような、古い町並みがヨーロッパ然と並んでいる。その一つ一つの町が個性的で素敵だ。ヨーロッパはとかく、町を作るのがとてもうまい。町全体できれいな街づくりをするので、まず統一感がある。アジアのようにごちゃごちゃしていないのである。
私たちが滞在した”ローテンブルグ”は、ヴィルツブルグ(出発点)より7個目の町で、城塞都市である。”おとぎの街”として有名で、ロマンチック街道でも一番人気だそうだ。緑に囲まれた美しいところで、私たちはすっかり気に入ってしまった。ここにこれから3泊するのだ。
右の写真は、城砦の外から撮ったもの。(周りを散歩する機会がツアー中に設けられていた。)
また、ここは第二次世界大戦で街の4割を失った。しかしながら、ドイツ人の美しい街並みを残そうという努力で再現に成功。もちろん世界の人々も、貢献している。
左は何かというと、この街を取り囲んでいる城壁に寄付した世界の人々の個人名や、企業の名前がこうして残されているのである。
城壁は通路が設けられていて、歩けるようになっている。上のようなネームプレートを探しながら、城壁の中からの外の美しい自然を楽しみながら、ローテンブルグの人々の家を楽しみながらの散歩にはもってこいだ。
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