ドイツワイン
ベルリン-フランクフルト-ザンクト・ゴア-ローテンブルグ(3泊)-ミュンヘン
ドイツは、ビールが有名だが、ワインもある。ドイツワインは甘いものが多いので、あまり好まない人もいるが、私は好きだ。
ぶどうは、太陽がさんさんと降り注ぐことで糖度が増すので、ドイツのように日差しが弱いところでは、写真のようにぶどうにしっかりと日が当たるように工夫されている。
(ライン川くだりの、船着場、リューデスハイムにある展望台にて)
私達は、あるワイナリーに連れて行ってもらい、いくつかの種類を試飲しながら、好きなものを購入した。
中でも、アイスワインは有名である。ぶどうが凍ることにより水分が凍って甘味成分が凝縮する。ぶどうが凍る夜間の丁度いい温度(零下八度以下)に下がった時に収穫しないと、ワインの質が落ちてしまう。その温度を見逃さないために、常に温度計とにらめっこ、その温度になったら畑に飛んでいき、大急ぎで収穫するというわけだ。すべて手作業なので造るのが大変で、普通のワインができるぶどうの量の10倍のぶどうが必要である、という貴重なワインである。
過酷な労働のため、ちょっと前は東独からの出稼ぎ、今はハンガリーなど東欧からの移民や出稼ぎがこれに従事しているらしい。
ちなみにこの付近は、ワイン用ぶどうの採れる最北端だそうだ。
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