ドイツ ベルリン編
ベルリン-フランクフルト-ザンクト・ゴア-ローテンブルグ(3泊)-ミュンヘン
ベルリンの壁: ベルリンの壁そのものは想像したより薄かった。
しかしながら、壁のてっぺんは手をかけられないように管状のものが付けられている。しかも、実は壁は一枚ではなく、数メートルから数十メートルの間隔を置いて二枚設置され、その間では銃を構えた兵士が見張っているのだ。落書きをたくさん施されたこの壁は、悲しい過去を背負っている。
今は、壁は一部しか残されていないが、歩道の敷石の色でベルリンの壁のあった跡がわかるようになっている。
ブランデンブルグ門という、ベルリンの壁にある門がある広場にはホテルや役所が建ち並んでいる。
その一角にある左のホテルはガイドさんが「おそらく、皆さんは一度はごらんになったことがあると思いますよ」とナゾかけをした。
答えは『マイケル・ジャクソンが自分の子供の足をもって、窓の外に逆さ釣りにした』あの有名なホテルであった。なるほど。
サンスーシー宮殿: 世界遺産。 実はドイツは第二次世界大戦のほか、過去に他国から攻め込まれ続けたかわいそうな歴史がある。そのため、建物はたくさん破壊され、世界遺産が大変少ない国だそうだ。もったいない話である。
フランスかぶれの王様、プロイセン王国フリードリヒ二世の夏の宮殿で、庭園もフランス式。建物はロココ様式。フランス語で”憂いなし”という意味だそうだ。その言葉どおり、楽しく過ごせたカナ?
階段の脇には、寒いベルリンでも葡萄を栽培できるように考えられた温室が並んでいる。
1945年、ポツダム会談の行われた宮殿、ツェツェリエンホーフ宮殿。イギリス風の建物。
イギリスのチャーチル、ソ連のスターリン、アメリカのトルーマンが敗戦国ドイツの運命を決めた場所。
ドイツ人は大きいが、寒い国での工夫で暖房がよく効くように、天井は低く部屋も狭く作られている。当時の家具や書物などがそのまま残してある、なかなか味のある宮殿だった。
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