北イタリア ヴェネツィア編(前編)
ミラノ2泊-(ヴェローナ)-ヴェネツィア2泊-(ラヴェンナ)-フィレンツェ3泊-<ピサ>(アッシジ)-ローマ3泊
憧れの町、ヴェネツィア!!
ヴェネツィアに着いたのは、午後。とりあえず、昼飯を取り、サンマルコ広場へ徒歩で向かったが、鐘楼もサンマルコ寺院も、丁度終わっていた。(冬場は、早めに閉まってしまう。皆さんもご注意を!) 仕方がないので、この後はお買い物になった。
イタリアという国は、観光名所は早く閉まるが、レストランが開くのは遅い。
ところで・・・・ヴェネツィアといえば、イカ墨スパゲティー!
私は、かつて日本で”ほんとうにおいしい”イカ墨スパゲティーを”一度だけ”食したことがある。”ほんとうにおいしい”イカ墨に出会わなければ、イカ墨スパゲティーの魅力はわからない。日本で何度か食べたが、その後一度もおいしいものに出会えなかった。
それが、ここヴェネツィアでついに出会えたのである!でも、私たちは滞在中三度(!)もイカ墨スパゲッティ-を食べたが、ほんとうにほんとうに、おいしいのは一軒だけであった。
ちなみにイカ墨リゾットも有名。
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ヴェネツィアといえば、石畳の狭く入り組んだ路地。もちろん車はこの町には入れない。
ユーロバスのガイドさんに、自分の足でサンマルコ広場まで行ってみることを勧められた。町はまさに巨大迷路のよう!でも、目的地が大きければ、要所要所の看板が導いてくれるので、その通りに進めば問題ない。何度か迷ったが、自分で地図を見ながら歩いてみるヴェネツィアの町は確かに面白かった。
私たちは二日間、行きは元気だし、陽も高いので歩いてみた。帰りは、疲れているし、真っ暗な中を迷いたくないので、水上バスを利用した。おすすめです。
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ヴェネツィアといえば、マスケラ(仮面)やヴェネツィアングラス(ムラーノグラス)。
マスケラを買ってこなかったのが、唯一の心残り。値段も高く、しかも赤も、オレンジも、紫もみんな欲しくなってしまった。あまりにもきれいなのである。しかも、店によって質も少しずつ違う。結局、どれがいいか、選べなかった・・・・。
マスケラやムラーノグラス(ヴェネツィアングラス)など、ここでしか手に入らないものばかり。他の都市でも若干売ってはいるが、もともとヴェネツィアは物価が高いけど、他の都市ではもっと高い!
気に入ったのがあったら、その場で買おう!
右は、金飾を施した繊細なつくりのワイングラス。発色がとてもきれい。グリーンのものも買おうか悩んだ。
左は、モザイク模様が可愛い花瓶とお皿。こちらの模様もムラーノグラスとして有名。
ガラス製品はその昔、とても貴重なものだったため、その技術が流出しないように、ガラス職人たちはムラーノ島に閉じ込められ、外に出られなかったそうである。 ヴェネツィアングラス=ムラーノグラス
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ヴェネツィアといえば、におい。
ここは夏場には、下水のにおいが充満してしまって、「とっても臭い」と、ここを訪れた友達や英語の先生から聞いていたのだが、幸い12月。そんなことは微塵も感じなかった。
それに、(当たり前だが)車の排気ガス臭さが全くない!!この後にフィレンツェに移動して、それを強く感じた。フィレンツェがあまりに排気ガス臭くて、ヴェネツィアのよさを実感。
皆さんも、冬のヴェネツィアでは、いい空気をたくさん吸ってください。
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