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信寿司と和倉温泉街観光

チェックインの日、加賀屋で、「お昼を食べるのに、どこかおいしいところはないか」と聞いたところ、いくつか紹介してくれた。

”信寿司(のぶずし)”、”蛇の目寿司”、ちょっと変わった五目ラーメンが売りの”ボンネ”。 またケーキのおいしい”ブロッサム”という喫茶店も。 もちろん、ル ミュゼ ドゥ アッシュも勧められた。   

私達は、せっかく日本海側に来たのだし、冬も真っ盛りでおいしいお魚が食べられること間違い無しということで、おすし屋に行くことに決めた。

010_2  えびみそとタラの白子が最高! えびみそは、えびの卵と和えてあって食感もいい。(左の写真は大きさを示すために、目薬を置いてみた)。 タラの白子については、前に書いたとおり夕飯にも出たのだが、全く生臭くなく、外側の皮のハリと中のとろとろ感がたまらなかった。

寿司ももちろん絶品。 011 中トロ、あわび、さば、ブリ・・・・。

私たちは、すっかり信寿司が気に入ったのだった。

さて、チェックアウトの日、やはりお昼ご飯を和倉温泉で食べねばならず、結局同じ信寿司に行ってしまった。 

別のお寿司屋に行くべきだったのかもしれないが、同じお金を払うなら『おいしいという保証付き』『店の雰囲気もいいという保証付き』の店のほうが確実だと思ったからだ。 

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チェックアウト後、空港への乗り合いタクシー(といっても、実際にはバスだった)の時間まで3時間ほどあった。

加賀屋の人に「どこか観光できるところは?」と聞くと、あまり特別お勧めがなさそうな感じで、”七尾フィッシャーマンズワーフ”か”のとじま臨海公園水族館”を勧められた。

ただ、私たちは既に加賀屋の朝市と充実した土産物屋でお土産物をたんまり買い込んでいたので、これからフィッシャーマンズワーフでさらにお買い物をする気にはならない。

また、のとじま水族館はタクシーで6000円も掛かるという。 3時間という時間制限の中、昼食の時間も考えなければならず、現地にいられるのは1時間ぐらい。 取り立てて水族館に興味あるわけではないので躊躇していたら・・・・

「後ですねぇ・・・。七福神めぐりというスタンプラリーみたいなものもありますが」といわれた。 

和倉温泉街の各地に散らばっている七福神をめぐって、顔型を集めると粗品がもらえるというもの。 所要時間は徒歩で約一時間。

これだ!!

加賀屋の人の反応だと、たくさんのお客さんが難局を示すかな?という想像ができたが、妹も私も食べてばっかりなので体を動かしたかった。 まさにうってつけのツアー。

007_2 スタンプラリーといっても、街中の神社仏閣など7箇所に、七福神の顔の浮き彫りが置いてあり、その上に紙を置いて備え付けの金属の塊で擦ると、紙に顔型が写し取れるという仕組み。

左の写真の、湯壷にある恵比寿様から出発!

ちなみに、ここでは温泉が飲める。 もともと海底だったというので、温泉はにがりのような”えぐみ”と塩気があり、お世辞にもおいしいとはいえない。 一口含んだら「ゴグェッ!」と吐き出しそうになる味だ。 体にいいなら飲もうかといったところ。

地図を頼りに、温泉旅館や民家の間を歩き、時に展望台のある丘を登ったり寄り道をしながら着々と顔型を集めていく・・・。 確かに、観光!と銘打てるような華々しい楽しさはないが、悪くない。

途中、ほとんど人に会わなかった。

あのバカでかい加賀屋は満室だったと聞くし、他にもたくさんの大型旅館が立ち並んでいる。 観光客はいずこへ・・・?

おそらくは、大型バスや自家用車で来て、輪島や金沢方面に行く人が多いのだろう。

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ちなみに、スタンプラリーの粗品はお箸。輪島塗・・・といいたいところだが、フェイクだろう。 

『七福神めぐり』のほかに、大伴家持、高浜虚子などの『句碑・歌碑めぐり』や、『街並ライトアップ』というものも用意されている。

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