ブルーマン
先日、念願だったブルーマンを観に行った。
私は下調べをするのが苦手だし、先入観があると楽しめないと思ったので、ろくに情報を得ないで行った。 ブルーのスキンをかぶった三人のアメリカ人が、何か面白いことをやってくれる・・・そういうイメージだけ抱いていた。
アメリカン・ジョーク。
観終わった後、いや、観ている途中で私の頭に思い浮かんだ言葉だ。
日本人には理解できないアメリカン・ジョーク。 でも、アメリカ人は腹を抱えて笑ったりする。 アメリカの映画に出てくる皮肉をこめたセリフや、仲間内の冗談の言い合いで、翻訳者の努力にもかかわらず、「??」と思った経験は誰にもあるはず。
ブルーマンのパフォーマンスの中には、彼らが『何を表現したいのか』『何を目指しているのか』『何を伝えたいのか』というのがわからないものがあったということだ。
この消化できない思いは、一緒に行った友達の感想が裏付けている。「思ったものと違いました」 それに最近、マッスルミュージカルという単純明快に面白いものを観てしまった私には、ちょっと肩透かしを食らった気分であった。
ただ、全く面白くないわけではない。 思わず笑ってしまうようなところは随所にちりばめられている。 そして結構、客席参加型でもあり、ともすれば舞台に引っ張り上げられる。 選ばれるか選ばれないかのスリルも味わえる。
やはり「面白い!」と思える人がいるからこそ、ロングラン公演となっているのだろう。
いろんな物事は、友人の口や、新聞・雑誌での評、ブログでの感想などで真に理解したとはいえないはずである。 それは発した人の主観に他ならないからだ。 自分の目で確かめるのが必要。
興味がある人は是非観に行ってみよう!!
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ちなみに私たちは、舞台上の液体が飛んでくるかも!というポンチョシート(舞台から四列目まで)という席を選んだ(8,500円)。 右ブロック、左ブロックは舞台からいろいろ飛んでくる!というスリルとサスペンス(?)は味わえるのだが、飛んでくる確率は少ない(実際に私たちは何も浴びなかった)。 何かを浴びたい人にはポンチョシートの中央のブロックをお勧めしたい。
また、そうでなければ少し後ろの中央ブロックをお勧めする。 なぜなら、左右の電光掲示板や舞台上に文字が出たりするのだが、前過ぎると見にくいからだ。 また、ブルーマンは結構客席に下りてきて、後ろの席まで歩いてきたりするので割りと楽しめる。
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