東京ミッドタウン ツアー
Toshi Yoroizuka の予約時間までの間、フロアーガイドを眺めていたら、『東京ミッドタウン ツアー』というものを発見。 友達も興味があるというので、3階のツアーカウンターに出かけてみた。 かわいいお姉さんが説明してくれた。
ツアーは二種類あって、ガイドに連れられて一時間かけて案内を受けるものと、ガイダンスツール(音声と画面表示のある道具)を渡されて自分でガイダンスツールを見聞きしながら歩き回って二時間以内にツールを返却するというもの。 前者は一時間置きに出発で、後者はいつでもオッケーで6つのコースが選べる。
私も友達も、デジタル派ではなくアナログ人間なので、迷わずガイドさんについていくほうを選んだ。 予想していた通り、客は私たち二人だけ(笑)。 みんなこんなツアーには興味が涌かないのだろう。 だけど、私は是非お勧めしたい! 満足度高し。
さて、イヤホンガイドをつけて、出発! なんとガイドは先ほど説明してくれたかわいいお姉さんだった。
東京ミッドタウンのコンセプトや、各建物やアートの紹介、ショッピングモールの内装の意味や素材、建物の外に出て庭園(写真右)の説明などを受ける。 客は私たちだけだったので、いろいろと質問しながら、楽しく過ごせた。
その全部をここに書いたら意味がないし、きりがないので、一部を紹介しよう。
東京ミッドタウンは、アメリカの同時多発テロ9.11の現場、グラウンド・ゼロに今建設中の『フリーダム・タワー』と同じ会社SOMがデザイン。 日本らしさを出すために、日本由来のものをコンセプトにしている。
例えば、ショッピング・モールであるガレリアの一階入り口は神社にある”鳥居”をモチーフに、入り口を入ると水を使ったオブジェがあるが、それは神社で手や口を清める”手水(ちょうず)”をモチーフにしたものだ。 もちろん、これは観賞用であり、実際にここで手を洗ったりしてはいけない。
また、各店舗の看板は”行灯”(左の写真)を、リッツカールトン・ホテルの入っているタワー塔は竹かごをイメージしており、5棟ある建物は日本の伝統の石庭のように配置されている。
それを知って建物を見ると、ただ買い物をする、またはただ食事をするだけの巨大なショッピングセンターから、洋のなかに和を見つけて楽しめる興味深いものに変化するのではないだろうか。
そんな風にして、おそらく自分たちだけで歩いたら見過ごしてしまうだろうことをたくさん教えてもらい、とっても充実した一時間だった。
料金は1500円。 お買い物とグルメもいいけれど、東京ミッドタウンに対して理解を深める時間もいかが?
余談だが、右の”意心帰(いしんき)”というアートは、安田侃(やすだかん)という日本人の作品。 穴に入ってみたら宇宙に抱かれた感じを味わえるんだそうな・・・。 ガイダンスを聞かなかったら入っていいなんてわからなかったわけだから、得した感で挑戦。 ただ、この歳で入るのはかなり恥ずかしかったけど・・・。 宇宙を感じられた・・・・・かな??
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