ネガティブ・シンキング
私は、はたから見たら『ネアカ(根明)人間』に違いない。 中学卒業時にクラスメートに書いてもらったサイン帳には、私のことを『明るい』と記したものがたくさんあった。
しかし、実のところ『ネクラ(根暗)人間』だったりする。 まず、私が好きな音楽は悲しげなメロディーだったり悲しい歌詞だったりするものが圧倒的だ。 マッキーの昔の失恋ソングなど大好きである。(ちなみに一番好きなのは『花水木』) また、好きな小説家も、村上春樹、桐野夏生だったりするところからもうかがえるのではないだろうか。 村上春樹の、あの”読んだら気分はセピア色”感がたまらない。 桐野夏生の”どこまでも堕ちていく人間像”が私の心をふるわせる。
それから、私はどうしてもいろんな物事に対して、最悪なことを想像してしまう。 ちなみにこれは、間違いなく母方の遺伝である。
今付き合っている人のことも、別れるときのことをシミュレーションしていたりする。 ま、いい恋愛をしていないということが発端なのだが・・・。 友達に「悪いことばかり想像してると、本当(現実)になっちゃうよ」と言われた。 確かにそんな気はする。
こういったネガティブ・シンキングは、結局は『自己防衛』である。 最悪なことが起きたときを想像しておけば、実際にそれが起こったときに受けるショックを軽減できるからだ(と思い込んでいる)。
子供のときに、例えば遠足をとってもとぉーっても楽しみにしてたのに、熱が出たとかで行けなくなったりしたとき、”楽しみにしていた分”、それは大きなショックとなって自分に襲い掛かってくるということを覚えた。 ただ、今までの私の人生で、結局のところ悪い想像が現実になることの方が少なかった。 なのに何ゆえネガティブなのだろう。
ポジティブ・シンキングになれたら、もっと人生楽しいだろうなとも思う。
誰だって、他人の暗い話や愚痴ばかり聞いていたくはないだろう。 そりゃ、たまにはいいと思うが、明るい話題をたくさん提供する人は、周りを楽しい気分にさせたり幸せにさせたりして、たくさんの友達に囲まれているのも事実だ。
ああ、私もそういう風になりたいなぁ・・と思いながら、なれずに37年間生きてきた。
どうすればいいのか教えてくれ~。(心の叫び)
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