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横入り 

私のもっとも嫌いな行為に横入りがある。 普段は温和な私であるが(異議あり?)、過去に何度かキレて訴えたことがある。 キレた回数はそんなにないが、その中で記憶が鮮明なものが二つある。

初めての時は私が大学生で、どこか高速のサービスエリアでトイレに並んでいたときだったと思う。 私の前に女子中学生が一人並んでいた。 そこへおばさんが堂々と横入り、なんとその女子中学生の前に立ったのだった。 もしかしたら、私の直前に入られたのだったら怒りこそすれ、なにも言えなかったかも知れない。 ところが、その中学生の女の子が困ったような顔で、でも何も言えずにいる様子を見ていたら、私の中の何かが爆発した。

すみません、並んでるんですけど

声は震えていたと思う。 なにせ知らない人に文句を言うのはこれが初めてなのである。すると、そのおばさんは明らかにわざとらしく

「あらぁ、そうなの?わからなかったわぁ」と言ってのけたのだ。 それから私たちの後ろに並びなおした。 

こういう類の人は、全く同じ顔をしている。 口がへの字になって意地悪そうな顔。 40歳頃からその人の性格が顔に出てくるというが、まさにずうずうしい顔だ。 おそらく誰も苦言を呈さなかったらあのままトイレに一番に入って知らん顔して出て行ったのだろう。 

私は文句を声に出したことの恥ずかしさと武者震いとで震えていたのだが、女子中学生のちょっとほっとした顔で私に微笑みかけるのを見たら、ちょっぴり救われた。

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知らない人に文句をつけることは、その反撃が恐ろしいこともあるが、自分がそれを”どれだけ相手の機嫌を損ねずに、スマートにいえるか”に自信がないから、やはりいえないことが多い。 ムカッときたら、ぱっと怒りを爆発させられればいいのだろうが、なまじっか我慢してしまい、その怒りを増徴させる。 すると今度は怒りをうまく表現できずに、どもったり、意味のわからない言葉しか出てこずに、かえって自己嫌悪に陥ったりするからである。 それも興奮が伴うので、反動でひどい自己嫌悪になる。

余談だが、私はけんかをすると黙り込むタイプであるが、けして”ずるい”のではない。 と、あえていうのは、よく「けんかなのに黙り込んでずるい」という意見があるためだ。 口から言葉がポンポン出てこないだけである。 そういう意味で、私は男脳なのだろう。

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そういうわけで、横入りに苦言を呈したことはほとんどないのだが、1,2年ほど前にもキレた記憶がある。 それは次回・・・。

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