玉蘭
先月、台湾出張に行ってきた。
今回は、旅行記を書くようなこと(観光など)はほとんど体験しておらず、しいて言うならば鼎泰豊(ディンタイフォン)に二日続けていって小籠包などを堪能したことと、いつも行っている足裏マッサージに今回も行ったこと、ビリヤードで遊んだことなどがある (← しっかり遊んでるじゃないか!)。 二年前の台湾旅行記・・・じゃなかった 台湾出張記の一部はここをどうぞ→ TAIPEI101
いつも台湾での移動は弊社代理店の張さんという人が車を出してくれる。 空港とホテル間の送り迎え、ホテルから客先までのタクシー代わり、はたまたプライベートでの食事や、マッサージやビリヤードに行くときさえも・・・。 彼はとってもいい人で親切すぎるぐらいである。
さて、この張さんの車に乗って客先に向かっているとき、赤信号で止まっていると物売りがやってきた。
車の窓を開けて台湾語でなにやらやり取りしたあと、張さんがお金を払う。
それがこれだ→
花と葉が針金でつなげられている。真ん中の花は玉蘭だそうだ。
とても甘い、いい香り・・・。そして切ない香り。
いや、切ないのは私だけだろう。 数年前に読んだ、桐野夏生の『玉蘭』を思い出したからである。
ところでこれは何かというと、いわゆる車の芳香剤みたいなものらしい。 自然の優しい贈り物だ。 次の日には駄目になってしまうのもちょっと切ない。
そして日本にはいない路上の物売りというのが台湾らしくていいが、それも貧しさゆえということを思うとちょっと切ない。
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