ETCにて、へたこいた~(古い?)
私の車はETCを取り付けている。
もうかれこれ2、3年になるかなぁ・・・。
各料金所では、混んだ一般レーンを尻目にETCレーンを走り抜ける心地よさ・・・! 優越感!! もうすっかり定着した。
ところが、先日やってしまった!しかも、立て続けに二回も。
遠方の友達の家から帰ってくるときのことである。
そこの料金所には、ETC レーンと一般レーンが各一つずつしかなかったのだが、私の直前の車両が”へたこいた”のか、レーンを抜けるところで停車した。それと同時に、上の信号が青から赤に変わってしまったのだ。 ”通り抜け不可”である。
「しかたないな」と思いながら、私はハンドルを切って、久々に一般レーンを通って通行券を受け取ったのだった。
ところが運転すること約二時間。 ドライブしながらCDに合わせて歌を歌い、ご機嫌に常磐道から首都高料金所と近づいていったのだった。
そして、何のためらいもなく、いつものくせで、いつものように、ETCレーンに入り、見事に門は閉じられた。 今度は私がへたをこく番であった。 おそらく私の通ったレーンは、信号が赤から青に変わってしまっていたに違いない。
唯一の救いは、料金所が10個近くが並んだ巨大料金所だったため、私一台のために長蛇の列が出来て、クラクションの嵐になるということはなかったということだ。
そんなときは、天の声がどこからともなく聞こえる・・・いや、実際は料金所の係員の声がスピーカーから聞こえてくるのだが、あたふたしているので最初は何を言っているんだか落ち着いて聞くことが出来ない。
「前の安全な場所に止めて、しばらくお待ちください」というようなことを言っていた様に聞こえ、実際に閉じられていた門が開いたので、ともかくレーンから抜けて、レーンとレーンの間のわずかなすきまに車を止めた。
ここでしばらく係員のおじさんを待つ。
今まで何度か料金所の係員が、料金所でもスピードを緩めない心無い車に轢かれるといった悲劇が起きているので、彼らも轢かれないよう必死である。光る棒を振り回しつつ、ゆっくりこちらにやってきた。
そして、彼は私のうっかりの説明を聞いてくれ、料金をETCカードから徴収してくれた。(もちろん、現金で払うことも出来る) カードを切るから一度事務所に戻って、再びやってくるという二度手間なのだが、そのおじさんは快くやってくれた。
私は彼に謝りつつ、心の中で反省しつつ、車を再び走らせたのだった。
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二回目は、その二週間後のこと。 妹とのカナダ旅行からの帰り(前回の日記『運は尽きたか・・』参照のこと)、成田のパーキングに車を預けていた私は、ETCカードを差し込んで成田を出発した。
通常は、カードが挿入されていなかったり、挿入方向が間違っていたりすると、カーナビが「ETCカードが挿入されてません」と懇切丁寧に教えてくれる。
このとき、このアナウンスがあったために、再びカードの方向を確認して再挿入したのだったが、妹に「こんなこと前にもあったんだよ」なんて話しながら作業したために、二回目の挿入が「正しく挿入された」か「挿入されていません」かをうっかり聞きそびれてしまった。
そして不幸にも、成田の高速に入るところでETCの門が閉じられたのだった。カードの挿入方向は合っていたので、何かの誤作動だと思う。 後で調べてもらったが、磁気もダメになっていなかった。
今まで気がつかなかったのだが、ETC専用レーンにも私のようなことをする人のためか、ちゃんと通行券が出るマシンがついている。 ここでバックして一般レーンに行く方がもっと危ないからという配慮だろう。
「なんだよ~」と自分で自分に悪態をつきながら、通行券を取った。そして、「今度こそ高速をでるときに間違えないようにしなきゃ!」と肝に銘じていたはずなのに・・・ああ、それなのに。
再び、東関東道から首都高料金所に入るときに、同じように悲劇が起こったのだ。
何ゆえ、同じ間違いを犯してしまうのか!!
多少、自分で自分が腹立たしい。
今回は若い係員が同じように出てきてくれ、同じように処理をしてくれた。
一様にして・・・といっても二人しか知らないけれど、彼らは怒ることも無く、嫌な顔をせずに対処してくれたのが、私にとってとってもありがたかった。
二人ともありがとう。そしてごめんなさい。
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