汗をかく (ボディーメイク報告 番外編)
ボディーメイクの後は、毎回シャワーの後にサウナに入っている。 サウナは苦手だったが、これにはわけがある。
これは”汗腺のトレーニング”なのだ。
もちろん、ボディーメイク中もTシャツがぐっしょり濡れるほど汗をかくのだが、インナーマッスルを使用した筋トレは”ジワーッ”とかく汗で、有酸素運動をした時のように”ドバーッ”と噴出す汗ではない。
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以前、今はなき『あるある大辞典』でやっていた”さらさら汗とべたべた汗”で、恐ろしいことを言っていた。 (まさか、これはウソではあるまい。)
人間は、本来全身の毛穴から汗をかく。 ところが、昨今のエアコンの普及により、汗をかくことで体温調節をする、という機会が激減。 すると汗腺機能は退化してしまうらしいのだ。
体温調節をするための汗は、汗腺が体内のアミノ酸など栄養素と水分を分離して、水分だけを出すようにしてくれるため、”さらさら汗”だ。
ところが、汗腺機能の退化により、分離作業ができなくなり、栄養素なども一緒に汗腺から排出するようになる。 その結果、その汗は”べたべた”で、しかもその栄養素をエサに雑菌が繁殖しやすくなるため”臭い汗”になるのだそうな。
確かに、一昔前に比べて「うわ、この人、汗クサ!」と感じる回数が多くなってきたように思う。 女性は気にしてケアしている人が多いためか感じないが、男性に多い。 きっと冷房ガンガンの部屋ばかりにいるのだろう。
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話はちょっと変わるが、私は下半身に汗はかかなかった。 その代わり、背中は怒涛のように汗をかいていた。
去年の冬、ある友達が合成皮革のスカートを「これをはくと、脚の間とかに汗をかいて気持ちが悪いから」と私にくれたことがある。 私も何着か合成皮革スカートを持っていたが「脚に汗をかいて気持ち悪い」思いをしたことがなかった。 思えば、彼女はスポーツジム暦が長いのだ。 運動によって全身の汗腺が、健全に働いているのだろう。
話しは元に戻って、『あるある』でアンケートをとった約7~8割が”べたべた汗”という中、”さらさら汗”をかいていると紹介されていた女性は、普段からスポーツジムに通い、汗をかくという行為をしていたのだ。 しかも、全身から満遍なく噴出す汗を・・・。
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能書きが大変長くなったが、そういうわけで、私は”汗腺トレーニング”をすべく、毎回サウナに入っているのだ。
初回は、数分入っていると上半身は汗をかき始めるが、10分いても下半身には全く汗をかかなかった。 脚の皮膚は、熱いせいで白と赤のまだらになった。
ところが3回目あたりから、足にも汗をかき始めるようになった。汗腺はトレーニングすれば、機能を取り戻すのだ。
3ヶ月経った今でも、下半身は上半身に比べると格段に汗のかき始めが遅い。 私は下半身のむくみがひどく、新陳代謝が悪いからだ。 けれども、確実に汗腺は目覚めている。 普段から、暑い日には寝ていても脚にもうっすら汗をかくようになったのだ。
また上半身でも、以前は背中限定の汗だったのが、ほぼ全てから汗をかくようになった。 例えば首や胸はもちろん、二の腕にも、手首にも汗が浮かぶ。
さあ、みんなも、さわやかな”さらさら汗”をかこう!
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