たちばなや in あつみ温泉
あつみ温泉( = 温海温泉)で泊まった宿の名は『たちばなや』である。
結構いいお値段である。 お盆の二週間前に旅行会社の友人に頼んだので、既に選択肢はなかった。 文句は言えまい。
その代わり、素晴らしい宿だった。
私たちの泊まったのは東館、西館、南館、離れのうち、新館である”東館”だった。そこしか空いてなかったのだろうが、二人で使用するには見事に広すぎる、贅沢なつくり。
各部屋には檜風呂もついているが、露天のついた大浴場もある。
そのほか有料で(1時間3000円)、”貸しきり露天風呂”もあるらしい。
もちろん私は、夕飯前、就寝前、朝食前と大浴場で温泉を堪能。 無味無臭無色透明だが、体がよく温まった。
大浴場の脱衣所に「源泉と、循環の両方を使用」と書いてあったので、純粋な”源泉掛け流し”ではないみたいだが、循環式特有の”カルキ臭”はない。
体を洗う場所は充実しており、サウナもついている。 脱衣所も清潔感あふれており、文句ない。
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ところで、ここは担当の仲居さんがつくシステム。
私たちはこんなところに泊まったことがほとんどないので、焦ってしまった。 仲居さんに部屋まで荷物を運んでもらう途中、慌てて「こういうところって、”お心付け”っているんだっけ?!」などと小声で話し合い、結局1000円だけティッシュで包んで渡した。
渡す必要などないのか、それとも1000円じゃ少なかったか、今でも悩むところだ。
夕食も朝食もお部屋まで運んでくれるのはこの仲居さんなのだから、部屋に来るたびに「1000円ぽっちしかくれなかった、ケチなカップルね!」などと思われたかもと想像すると忍びない・・・。
ちなみに、上げ膳・据え膳はもちろん、お布団の上げ下げだってお布団担当の人がやってくれるのだ。(これは力仕事のためか男性だった)
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最後に、お食事をご紹介。 日本海が近いため、魚介類がメイン。 上品な品々の中で、銀むつ”奉書焼”や、写真下の真鯛冑あら炊きが最高においしかった。
山形は、”山形牛””米沢牛”が有名なので肉好きの私は本当は食べたかったのだが、別料金(山形牛は6,000円、米沢牛は10,000円)。
しかも、こういうところの食事は基本的に量が多い。
食べ切れたら”山形牛”でも堪能したいところだったが、今回は断念。
ま、たまには魚料理だけって言うのもいいよね。
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