国際通りと牧志公設市場
沖縄・那覇にある『国際通り』は、その通り自体が観光名所である。
沖縄はかつて、琉球王国というひとつの国であった。日本の領土にされ、戦争で巻き添えを食った後はアメリカ軍の多大な影響下で復興を遂げたために、日本でありながら日本でないような空気を漂わせているところである。
戦後に復興した時からそのまま残っていそうな店があったり、アメリカの影響なのか、やたらとステーキハウスや鉄板焼き屋が多いし、観光客目当てのお土産物屋が無秩序に並んでいる。お土産物屋の前ではアロハと来たおにいちゃんやおねえちゃんがやたらと観光客の呼び込みをしている。
レトロな雰囲気、田舎の商店街的な雰囲気、色とりどりのお土産物の並ぶおもちゃ屋チックな店の数々・・・なんとも不思議な世界だ。
この国際通りから商店街に入っていった奥に、牧志公設市場がある。
ここもまた、独特。
この雰囲気は、訪れた人でなくては味わえないだろう。 人々の活気、立ち込めるいろいろなものが混ざったなんだかわからないにおい、沖縄の特産品が所狭しと並ぶ。
魚屋、肉屋、漬物屋、物産品屋が並び、観ているだけでも面白い!
例えば、魚屋。 写真のように、色とりどりの魚が並んでいて、観るだけで面白い。 右上の魚(アオブダイ)なんて、絶対に東京じゃ見られない、きれいな緑がかった青い魚。ここで刺身を買って二階の食堂で食べることも出来るのだ。
例えば、肉屋。 驚くべきことに、豚の顔がたくさん並んでいる!! もちろん、食用。 顔のほかは、肉の塊やら、豚足やら、ちょっとグロテスクかも・・・。
ここではヤギも食べるので、ヤギの肉屋もある。ヤギ肉はかなり癖が強いらしい・・・。
漬物屋では、いろいろな漬物類のつぼが並び、通りがかるだけでも味見用の島ラッキョウを渡してくれたりする。。
私達は、物産屋でランチョンミートと海ぶどうを買う。 これらはお店によって値段が違うので、買いたいのなら何軒も周ってチェックすること!
例えば、ポーク・ランチョン・ミートで一番有名な”SPAM”は、400円で売ってるところもあれば、350円のところもある。私がゲットしたのは280円。今回は食べ比べてみようと思って、TULIP(チューリップ)も買ってきた。
TULIPは、同じくポーク・ランチョン・ミートでデンマーク産。 有名でないせいか、どの店でもSPAMよりも、数十円安い値段で売られている。(SPAMはアメリカ産)
これをフライパンで焼いて、炊き立てのご飯と一緒に食べるのが最高!!もちろん、パンのおかずにも最高!!
話がそれたが、牧志公設市場の二階は、食堂になっている。沖縄そば、ゴーヤーチャンプルー、海ぶどうなど、沖縄の料理か数々並ぶお店が何軒もある。
決して清潔とはいえないが、ここの雰囲気を味わうのにはもってこいの場所である。
サーターアンダギー屋も二軒あった。一軒は、雑誌で紹介されたらしく、行列が出来ていた。私達は売り切れ御免で買えず・・・。
この店で買いたい人は朝一(朝9時)で行くのがいいかも。
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